とぼけたお話の絵本です。主人子はすごく背の高いおとうさんです。
すごく背の高いおとうさんですから、住む家もやっぱりすごく背が高いのです。玄関もおとうさんが通れるくらいすごく高く、だから家は見た目がちょっと変です。
それはさておき、困ったことにおとうさんが横になると、おとうさんの足は家の外に出てしまいます。夜、パジャマを着たおとうさんの足が玄関から見えています。いろいろな動物がやって足にちょっかいを出しますが、おとうさんはぐうぐう寝ていて目を覚ましません。
作者は何故か背の高い人が気になって、この絵本のお話を思いついたようです。付録に掲載された「作者のことば」に背の高い有名人の名前が出ていました。ジャイアント馬場、アンドレ・ザ・ジャイアント、ハルク・ホーガン、そしてスカイ・ハイ・リー。みんなプロレスラーですね。若い人は知らない人ばかりかもしれませんが、私はみんな知っていました。(店主)
おとうさんがねるときは(こどものとも年少版2021年9月号)
岡田よしたか さく
福音館書店
2021年9月1日発行
定価440円(本体400円+税10%)
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