音楽好きなので、特集のテーマの「子どもと音楽」に興味津々です。子どもには習い事としてピアノ教室などに通わせ、音楽に親しむようにされている方も多いのではないでしょうか。
音楽と子どもの関わりで何となく気になることってありますよね。聖心女子大学教授の今川恭子さんがお答えする「音楽の素朴な疑問Q&A」で整理しておきましょう。
赤ちゃんや子どもに聞かせる音楽はどのようなものがいいのでしょう? その答えは、基本的には「一緒にいる親が、好きで、楽しめて、いい気持ちだなと思える音楽が一番」。とくに赤ちゃんにとって、身近な人と共有感覚を持てることが何よりもうれしいことなのです。一方で、子どもにとって刺激が多すぎる音楽は、いくら親が好きでも注意が必要になります。
さらに、いつもBGMが流れている状態は避けた方がよいそうです。赤ちゃんから小学校低学年くらいまでの子どもは、いろいろな雑音や背景音の中から必要な音だけを聞き取ることは苦手です。家庭の中でいつもBGMがあると、親が話しかけても聞こえない、あるいは聞けないということになってしまう。静かな環境を確保することも大事です。(店主)
「母の友」2021年9月号
福音館書店
2021年9月1日発行
定価580円(本体527円+税10%)
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