バンブルアーディ
偕成社
モーリス・センダック
さくまゆみこ 訳
子ぶたのバンブルアーディは一度も誕生日のお祝いをしてもらったことがありません。家族がお楽しみが好きではなかったから。かわいそうですね。
バンブルが8歳になったとき、でっぷり太ったパパとママはブタ肉にされてしまいます。バンブルは素敵なアデリーンおばさんに引き取られることになりました。おばさんはバンブルが9歳になったとき、誕生日のお祝いをします。プレゼントはカウボーイの洋服。「これってさいこう!」
バンブルはうれしくなって友達を呼びます。でも、おばさんには内緒。おばさんは果物を売りに出かけてしまいます。バンブルたちはおばさんが作った特製ジュースやケーキで大騒ぎ。バンブルのお祝いをしようと急いで帰ったおばさんはかんかんです。
描き込まれた一つ一つの絵には楽しい仕掛けがいっぱいです。迫力のある絵と一緒にお話もテンポよく進みます。叱られて「もうぜったい10さいにはならないから!」と泣きべそをかくバンブルに心が打たれます。そして、誰もがホッとするラストシーン。「よかったね」、バンブルアーディ!
描き込まれた一つ一つの絵には楽しい仕掛けがいっぱいです。迫力のある絵と一緒にお話もテンポよく進みます。叱られて「もうぜったい10さいにはならないから!」と泣きべそをかくバンブルに心が打たれます。そして、誰もがホッとするラストシーン。「よかったね」、バンブルアーディ!
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