富岡製糸工場
生糸がつくった近代の日本
月刊たくさんのふしぎ(2016年6月号)
福音館書店
田村仁 文・写真
富岡製糸場は2014年6月、世界文化遺産に登録され、多くの人が関心を寄せるようになりました。製糸場はカイコの繭から絹糸になる生糸を生産する工場です。富岡製糸場は群馬県富岡市にあり、今は観光名所の一つになっているようです。
この写真絵本は、明治時代から日本が近代化する上で大きな役割を果たした富岡製糸場を紹介しています。あわせて、当時の日本の生糸づくりや社会全体が近代化するようすも解説しています。
群馬県ではもともと生糸づくりが盛んに行われており、日本の政府は質のよい生糸をたくさん輸出するできるように富岡製糸場をつくりました。この工場はとても大きかったため、中で使われる機械が変わっても、長い間つくりかえられることなく、そのまま働き続けたそうです。
カイコと離れがたい関係にあるのが「くわ」の木です。くわの葉がカイコのエサになるからです。くわの木にできる実が「くわのみ」。実は、くわのみ書房の店主は両親が群馬県出身だったこともあり、くわの木にはとても親しみを感じていました。くわのみ書房という名前も、そこから来ています。「たくさんのふしぎ」で富岡製糸場が取り上げられたことも、とてもうれしく思いました。
カイコと離れがたい関係にあるのが「くわ」の木です。くわの葉がカイコのエサになるからです。くわの木にできる実が「くわのみ」。実は、くわのみ書房の店主は両親が群馬県出身だったこともあり、くわの木にはとても親しみを感じていました。くわのみ書房という名前も、そこから来ています。「たくさんのふしぎ」で富岡製糸場が取り上げられたことも、とてもうれしく思いました。
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