絵本のロングセラー「はじめてのおつかい」のほか、「こんとあき」「あさえとちいさいいもうと」など数多くの作品で親しまれている林明子さんの絵本を集めました。
子どもの表情をきめ細かく描き、隅々まで書き込まれた絵。独自の世界を築いている林さんの作品に触れた人は、誰でもその魅力に引き込まれてしまうのではないでしょうか。
編集者・デザイナーの小野明さんが「はじめておつかい」について、こんなことを話されています。
「緑色のシャツに茶色のスカートとスリッパというお母さんの服装。緑は木で、茶色は大地ですよね。この絵本では、全画面に必ず緑と茶色が配されている。そうか、お母さんはずっとみいちゃんを見守っていたんだ——そう思ったとき、この絵本の幸せな感じが一段と深まりました」
林明子さんの優しい絵本を、どうぞ手に取ってご覧ください。
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