子どもたちも使う身近なものを使って「くっつける」と「はなす」仕組みを調べてみた絵本です。その巧みな仕組みに誰もが感嘆するでしょう。
あらためて考えると、私たちはくっつけるとはなすという相反することを、いとも簡単に行っています。簡単でなければ、私たちの生活はかなり煩雑なものになってしまいます。
例えば、ワイシャツを着るときは、右側と左側をくっつけます。脱ぐときは、はなします。くっつけるとはなすが簡単にできるのはボタンがあるから。ボタンは私たちは毎日の着替えを簡単にしてくれます。
でも、ボタンではうまく行かない場合もあります。隙間ができて困ることがあるからです。隙間を作らせないためにはチャックという仕組みがありました。くっつけるとはなすには、そのほかいろいろな仕組みがあり、私たちの生活を便利にしてくれています。(店主)
くっつける はなす
百木一朗 さく
福音館書店
2022年12月1日発行
定価440円(本体400円+税10%)
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