柿の実が地面に落ちるとき、どんな音がするのでしょう。きっと熟して柔らかくなっているだろうから、「ぼてっ」とか「ぼとっ」という音になるのでしょうか。
果実が自然に木から落ちる場面と遭遇することは、あまりないと思います。だから想像力を発揮して思い描く余地が生まれます。
あんなにたくさん落ちているどんぐりだって、実際に落ちる瞬間を見たことはありません。でも、どんぐり拾いをしている最中に、頭に「こっつんこ」と落ちてくることは、あってもおかしくないですよね!
いろいろ想像しながら、実りの秋を楽しむ絵本です。彩り豊かな絵も、味わい深く魅力的です。(店主)
ぼとぼと おっこちた(こどものとも0.1.2. 2024年11月号)
大川久乃 ぶん
早川純子 え
福音館書店
2024年11月1日発行
定価460円(本体418円+税10%)
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