大人になると多くの人は会社で仕事をするようになります。いろいろな会社があって、いろいろな仕事があります。たくさんありすぎて、大人でも全部は知らないでしょう。どんな仕事があるのか、この絵本でみてみましょう。
ものをつくる会社があります。つくるとき、その材料を別の会社から買うことがあります。会社と会社がものを売り買いすることはめずらしいことではなく、それを仕事にしている人たちはたくさんいます。私たちはつくられたものを商品として買いますが、材料を買うことはあまりありません。だから、会社同士で材料の売り買いがあることもよく知らないのです。
日本の会社の数は約350万社にも上るそうです。どんな会社がどんな仕事をしているのか、知らないことも多いのです。でも、確かにそこで仕事をする人たちがいて、私たちの社会や生活が成り立っています。見えないところで私たちを支えてくれている人たちが大勢います。それを知ることはとても大切なことだと思います。
この絵本は2019年の夏から秋にかけて取材した内容をもとにしてつくられたそうです。その後、新型コロナウイルスの感染拡大があり、私たちの社会は、さらにいっそう新しい働き方を求める動きが強まりました。働き方は変わっても、仕事自体の内容が変わる訳ではありません。会社の仕事について知ることは、私たちがよりよい社会をつくることに繋がっていくと思います。(店主)
みんな知ってる? 会社のしごと(たくさんのふしぎ2021年2月号)
野田映美 文・絵
福音館書店
2021年2月1日発行
本体700円+税
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