ドキッとするタイトルです。いったいどんな絵本なのでしょう。
舞台は深くて暗い海の中。アンコウが光を灯し、おびき寄せた小魚を飲み込みました。物語はさらに深い海の底で始まります。
命を終えたマッコウクジラが暗闇の海底に落ちてきました。クジラの肉のにおいにつられてさまざまな生き物が集まります。死んだクジラの大きな体は、長ければ100年にも渡り、深海の生物の命を支える食料となるのです。
深い海の壮大な世界を迫力ある絵で表現します。深海生物はユーモラスに描かれ、親しみを感じさせます。(店主)
クジラがしんだら
江口絵里 文
かわさきしゅんいち 絵
藤原義弘(海洋研究開発機構) 監修
童心社
2024年9月1日発行
定価 本体1,800円+税
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