お水でお絵描きしてみませんか。キャンバスは地面です。
地面にお水を垂らすと、そこだけ色が変わります。「ポトン」と一滴垂らせば点になります。ジョウロなどを使って「シャーッ」と流し続ければ線もかけます。広い地面に何を描くか、お好み次第です。
どうしてお水で絵が描けるのか。水が物の表面について濡れると、表面の凸凹に水が入り込んで鏡のように滑らかになり、光の反射が変化することでその部分の色が変わったように見えるからです。乾けば、また元通りになり、絵も消えてしまいます。
この絵本は、子どもたちがのびのびと大胆にお水でお絵描きするようすを描きました。みんな、とても楽しそう。実は、このお絵描きは「水アート」などと呼ばれ、大人たちも楽しんでいるようです。(店主)
おみずで おえかき(ちいさなかがくのとも2025年4月号)
花山かずみ さく
福音館書店
2025年4月1日発行
定価460円(本体418円+税10%)
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